語学留学へのロードマップ【2カ国留学経験者の元理系大学生が解説】
語学留学へのロードマップ
「よし、わかった、語学留学してみよう!」
で、語学留学って何からやればいい?そもそも語学留学ってどんなもの?英語苦手だけど本当にできるの?などなど、色々疑問があると思います
そして、とにかくとにかくとにかく不安!
安心してください、初めはみんなそう思います
特に英語アレルギーな人はこの段階で不安な気持ちがピークになります
このページでは、それらの疑問を一つずつ解決したいと思います
最後には、
「なんだ私にもできそう」
そんな風に思っていただけると思います
語学留学の計画

やることはたくさんありますが、焦らず1つずつやっていきましょう
以降の各見出しに記載した【渡航〇〇ヶ月前】はあくまで目安です
それまでに準備できていないと語学留学できないわけではありません
実際に私の場合は、語学留学に行こうと思い付いてから6ヶ月後には飛行機に乗っていました
このブログでは、それよりも3ヶ月余裕を持ったスケジュールで説明します
Step 1. 語学留学する国と期間を仮決め【渡航9ヶ月前】
まず、ここから始めましょう!
そして、ここが1番楽しいStepです!
- カナダ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- イギリス
- アメリカ
- フィリピン
- 英語圏であること
- 治安 (許容範囲内かどうか)
- 物価 (予算に合うか)
- 発音 (国ごとのなまり)
- 自分の趣味
当たり前ですが、英語を学ぶなら英語圏に行きましょう
治安について、オーストラリアはかなり治安が良かった印象です
近くにあるニュージーランドも治安が良いと聞きます
カナダは治安が良いとよく言われるのですが、バンクーバーに行ったことのある私の体感ですと、オーストラリアの方が治安が良い印象です
バンクーバーは街の中心地に行くと浮浪者や薬物のにおいが頻繁にありましたので夜に出歩くのは危険そうだと感じました
物価について、2025年現在、円安の影響でどこの国に行っても高く感じることだと思いますが、上で触れた国の中ですと、フィリピンはまだ比較的安いと思います
私がいた時は190mlのビンのコーラが30円くらいで買えたので日本の1/4以下くらいの感覚です
発音について、イギリスとアメリカで違う時があります
たとえば、イギリス英語は「トマト」に近くアメリカ英語では「トメイト」に近い発音になります
選ぶ基準は将来自分が仕事をしたい国の発音に寄せるのが良いと思います
私の場合は、海が好きだったので、オーストラリアにしました
それくらい簡単なノリで良いと思います
期間は、自分がどれくらいあれば、求める英語力が身に付くのかを考えます
といっても、そんなのやってみないと分からないと思います
私もそうでした
私の場合は、休学は1年のみと決めていたこと、また資金も限られていましたので、予算内で可能な期間にしました
【超重要】英語が苦手な理系におすすめな国選び

英語が苦手な理系におすすめな国選び
「フィリピン+別の国」
「2カ国留学」と呼ばれるこの選び方を強くおすすめします
英語が苦手な理系の方には、これを強くおすすめします
作戦はこうです
英語が苦手な理系のための作戦
① フィリピンでマンツーマン指導により英語力ゼロの状態から自分のレベルの底上げ
② レベルアップした状態で次の英語ネイティブ圏の国でクラス制の英語学習に挑戦
この作戦が、私が英語が苦手な理系のみなさんにおすすめできるエッセンスです
クラス制だと入学時のテストと面談の点数でランク分けされたクラスに振り分けられます
英語力ゼロだと、間違いなく1番下のクラスに入れられます
そして、1番下のランクのクラスには日本人が大量にいます、というか日本人しかいないと思ってください
わざわざ海外来てまで日本人と英語の勉強しても意味がないので、まずはマンツーマンクラスのあるフィリピンでできる限りレベルアップして、次の国で真ん中かそれより上のクラスに入ることを狙いましょう
私はフィリピンで3ヶ月語学留学した後にオーストラリアに行き、5段階中、上から3つ目の真ん中のクラスに入ることができました
日本人は1人もいなくて、ほとんどの生徒がヨーロッパ系出身でした
日本人の英語は日本人には聞き取りやすいです
でも、本場の発音を聞き取れるようになりたいのなら、日本人以外の人とたくさん話して慣れていくしかありません
そのためにも上位クラスを狙うことが入学時は最も重要です

日本に戻ると感覚が少し戻ってしまうので、2つ目の国に行く時は直接行くことをおすすめします
Step 2. 費用をざっくり見積もる【渡航8ヶ月前】
この段階ではなんとなくで良いので、どれくらいのお金がかかるか把握しておきましょう
1ヶ月あたりの費用
- カナダ : 40〜70万円
- オーストラリア : 50〜70万円
- ニュージーランド : 40〜60万円
- イギリス : 50〜130万円
- アメリカ : 25〜60万円
- フィリピン : 25〜45万円
Step 3. 家族に話す【渡航6ヶ月前】
大きなことに挑戦しようとしている子供を応援しない親はいません
そんな勇敢な子供を持って嬉しくない親はいません
しかし、ここ重要です
親だからと言って適当にせず、なるべく丁寧に説明するようにしましょう
そうすることで理解や支援を得やすいです
海外に一定期間滞在するとなると親は子供の身を案じますし、お金の話に繋がるかもしれないので、普段仲良しの関係だとしても説明する時はなるべく丁寧に話しましょう
そうすることで、親も子の成長を感じられ、
「それだけ行きたいなら行かせてやろう」
「応援してやろう」
という気持ちになってくれるはずです

話す時は国と期間と費用の3つに絞ってまずは話すと良いと思います
Step 4. 語学学校, 期間, 費用を確定【渡航5ヶ月前】
どの国か決めたらどの地域にある学校が良いか決めましょう
田舎
日本人がなるべくいない地域を選びたいのなら田舎がおすすめです
都心部
交通アクセスや病院やショッピングなどの施設が充実している地域を選びたいなら都心部を選ぶと良いと思います
おすすめは田舎
日本人が少ない街は学校の生徒も日本人が少ない傾向があるので、個人的には田舎がおすすめです

英語力を上げたいのなら、学校選びで重要なことは1つ!!
日本人の生徒が少ないところを選ぶ、これに限ります!
期間は、3か月以上がおすすめです 1か月だと生活に慣れるだけで終わってしまいます 私は1か国目と2か国目で3か月ずつ、合計6か月程度の期間にしました
費用は、行き先の国と期間が決まれば、学費、生活費、旅費等、大きい金額のものから見積もりを出していきます
この段階での詳細決めは自分1人での情報収集力では限界があるので、第三者に協力してもらいましょう
- 大学の留学支援室
- 留学エージェント
- ネット
- 本
特におすすめは大学の留学支援室です
私は大学の留学支援室で相談して、個人で語学学校と直接連絡を取り、語学留学しました
大学によって差があると思いますが、無料ですし、一度行ってみると良いと思います
何より分からないことや不安をその場で聞けて解決できるのが嬉しいところです
次におすすめなのが、留学エージェントです
私は無料で参加できる説明会だけ行きました
すべて無料の留学エージェントもありますし、自分に合ったエージェントがあれば、使うことをおすすめします
エージェントにはノウハウがしっかり蓄積されているので、各国の入国出国手続きやビザ関連、学校の入学手続きなどの類の質問には強く、しっかりとした回答が得られる可能性が高いです
私はオーストラリアの入国の時に理解が不十分のまま準備をして入国をし、少し危うい経験をして反省したことがあります
結局、私の場合は、問題なかったのですが、留学エージェントだと網羅的に相談することができるので、そういう準備や計画の抜けや漏れを防ぐことができます
【おすすめ留学エージェント】
スマ留では、従来の最大半額※で留学・ワーホリができるように企業努力されています
国別、目的別で自分に合った留学プランを見つけやすいサイトになっているので、自分の語学力に合ったクラスで授業を受けられると思います
今現在語学力に不安な方でも気になる方はぜひチェックしてみてください
※2024年及び2025年に実施した業歴10年以上の複数の競合他社を対象とする調査結果に基づく

スマ留は、無料カウンセリングやLINEで気軽に相談可能なところが特に良いと思います!
一般的なこと(ビザ等の事務手続、最新の各国情勢など)は、個人の私よりも年間9000人以上をサポートするスマ留の方が、ノウハウが蓄積されているため、正確で多くの情報が手に入ると思います!
Step 5. 各種手続き(ビザ, 入学届, 休学届, パスポート申請) 【渡航4ヶ月前】

ここまできたら、あともう少しです
ビザ : 学生ビザまたは観光ビザが必要
入学届 : 提出は学校のホームページから
休学届 : 大学の窓口
パスポート申請 : 住民登録している都道府県のパスポート申請窓口で申請
Step 6. 必要な持ち物を用意【渡航3ヶ月前】
- パスポート
- 航空券
- 入学許可証
- スマートフォン
- スマートフォンのモバイルバッテリー
- 変換プラグ
- ノートPC
- クレジットカード
- 現地の現金
- 常備薬
- 服
- 洗面用品
- 使い慣れた筆記用具
- 使い慣れた参考書
- 日本のお土産
- 地球の歩き方
- 写真データ(スマホ内でOK)
- 辞書(オフラインで使えるアプリでOK)
- 変圧器
- 国際免許証
- 南京錠(ワイヤーロックでもOK)
Step 7. 渡航【当日】

ワクワクと不安を胸に、いざ海外へ挑戦!!
大事なことは、体調を整えておくことです
飛行機内は寒かったり、乾燥がひどいことがありますので、ブランケットをもらったり、マスクを持参したりして対策するとよいかもしれません
不安な気持ちはあると思いますが、ここまできたらあとはポジティブな気持ちで心を満たしましょう!
なんとかなります!

ここまでやってきたあなたなら、絶対なんとかできます!
まとめ : 語学留学の計画から渡航日までの流れを知って行動しよう!
知らないことに挑戦するのは、初めは誰でも怖いと思います
この記事を読んだあなたは語学留学の全容がなんとなくでも頭に入ったのではないでしょうか?
少しずつ知っていき、並行して小さいことでも行動に移していきましょう!
まずは本記事の「Step.1」からスタートするのがおすすめです!


