上達のコツは自分のレベルの把握【英会話勉強法|英語が苦手な理系向け】
上達のコツは自分の英会話レベルを正確に把握すること

「英会話の勉強を始めて数ヶ月が経つけど、上達している気がしない」という人は多いかもしれません。
自分の英会話レベルを把握し、どこが弱点か分かることで改善するべき場所に集中することができます。闇雲に頑張るのはもっいないです。
毎回、弱点を改善するという目的を持って英語を話すと上達しやすくなります。
自分の英会話レベルの項目別に確認
- リスニング力
- スピーキング力
- 語彙力
- 英会話理解力
ポイント
- 4つの力を5段階評価で自己採点し、苦手なものから集中的に改善
- 多くの場合は「リスニング力」が苦手となることが多い
- リスニング力の最初の壁は「音声認識」次に「意味理解」
英語が苦手な人に何より必要なのは、
「自分にも英語が聞き取れた」という成功体験
理系大学生時代に英語力ゼロで6ヶ月間の語学留学に挑戦し、その後、夢だった航空機のエンジニアとしてアメリカに3年間の海外駐在をした私が実体験を基に解説します。
今から英会話の学習を始めようと思っている人の勉強方法として参考になれば嬉しいです。
自分の英会話レベルの確認
実際に英語を話して自分の英会話レベルを知りましょう。
「英会話ができる」というゴール/目標に対して、英会話を始める前の初期状態で自分がどの達成度にいるか分からないと、何を改善すれば良いか分からないからです。
現在地が分かって初めて、英会話学習のスタート地点に立てたことになります。
- リスニング力
・本当に何も聞き取れないのか?
・単語くらいはなんとか聞き取れるのか? - スピーキング力
・英語は全く話せなかったのか?
・単語だけならなんとか返答できたのか?
・相手には伝わったのか? - 語彙力
・知らない単語は会話中でどれくらい出てきたか? - 英会話理解力
・会話の流れは掴めそうだったか?
・相手の雰囲気や表情で何を言っているか掴めそうだったか?
ポイント : 最も苦手なところから改善すること
これら4つの力を確認することで、自分の英会話力の弱点を把握できます。弱点を知ることは、英会話を勉強する上でとても重要です。

実際には「発音」という5つ目があります。しかし、英会話を始めたばかりの時は気にしなくて良いと個人的には思います。発音が悪くてもコミュニケーションは取れるからです。
英会話に慣れてきた後に発音をブラッシュアップさせるくらいの気持ちでOKです。
4つの英会話力を育てるサイクル
英会話は4つの力の総合力が大事なので、このサイクルでバランス良く英会話の総合力を上げていくのが英会話の勉強方法としておすすめです。
- 最も苦手なところから改善
- 苦手を得意な力と同等レベルに合わせる
- 4つのバランスが良くなったら得意を伸ばす

リスニングだけ突出して良くても話せなかったら会話にならないし、逆にスピーキングだけ突出して良くても聞き取れなければ会話になりません。
苦手なところから改善していくのが効率的な勉強方法だと思います。
- 1サイクル目 : 1番苦手なリスニングから改善
- 2サイクル目 : 2番目に苦手なスピーキングと英会話理解力をリスニングと一緒に得意な語彙力と同等レベルまで上げる
- 3サイクル目 : 得意な語彙力を伸ばす
- 4サイクル目 : 他も語彙力と同等レベルに上げる
表にすると次のようなイメージです。
| 初期値 | 1サイクル目 | 2サイクル目 | 3サイクル目 | 4サイクル目 | |
| リスニング力 | 2 | 3 | 4 | 4 | 5 |
| スピーキング力 | 3 | 3 | 4 | 4 | 5 |
| 語彙力 | 4 | 4 | 4 | 5 | 5 |
| 英会話理解力 | 3 | 3 | 4 | 4 | 5 |
このように実際に英語を話して自分の英会話レベルを知ることで改善していきましょう。
英会話で1番初めに身に付けるべきは「リスニング」

「バランス良くと言うけど、圧倒的にリスニングが弱くて話になりません。」
こんな人は多いかもしません。それは間違いない自己分析で、私が思うに英語が苦手な人は多くの場合、リスニング力が圧倒的に低いです。
「リスニングはコミュニケーションの入口」です。
話しかけられても内容が分からないと何を返せば良いかわかりません。多くの場合、ネクストステップはリスニング力の向上になると思います。
2種類のリスニング
リスニング力には2種類あります。
- 音声認識
- 意味理解
これらを分けて考えないと、「なぜか分からないけど、リスニングってなかなか上達しないな」という期間が長くなってしまいます。
音声認識のリスニング
音声認識とは、読んで字のごとく音が認識できるかどうかということ。
「1つずつの単語は聞き取れたが、結局この人は何を言っていたのか分からない」という時は音声認識はできたが、意味理解はできていないということになります。
初心者の人はまずは音声認識ができるようになることを目指すと良いと思います。
- 日本人以外(できればネイティブの人)に超ゆっくり話してもらう
- たくさん英語を聞く/話す
- 語彙力を伸ばす
私の実体験から何よりも「日本人以外(できればネイティブの人)に超ゆっくり話してもらう」ことを強くおすすめします。
まずは、「自分にも英語が聞き取れた」という成功体験が英語が苦手な人には何より必要です。
成功体験を積み重ね、ある程度の自信が持てるようになったら「たくさん英語を聞く/話す」「語彙力を伸ばす」を取り入れましょう。
初めのうちは音声認識に脳が集中するので意味理解の方まで脳の処理が追いつきません。無意識にでも音声認識できるようになるのが理想ですが、ある程度できるようになったら意味理解の方も意識できると良いと思います。
意味理解のリスニング
音声認識がある程度できるようになったら意味理解を気にしてリスニング学習しましょう。
意味理解で重要なのは聞き取った英文を理解する処理スピードです。
英会話中は頭に次から次へと英文が流れ込んでくるため、これをタイムリーに理解していく必要があります。
- 速読力 (リーディング)
- 英文法の知識
私の実体験だと、速読は意味理解の上達にかなり役に立ちます。
速読 (リーディング)と意味理解 (リスニング)の違いはインプットする方法が「目から」か「耳から」かだけです。
頭で英文を処理するのは速読も意味理解も同じなので、処理スピードに特化して鍛えることができます。
まとめ
自分の英会話レベルを正確に知ることが上達のコツについて解説しました。
自分の英会話レベルの項目別に確認
- リスニング力
- スピーキング力
- 語彙力
- 英会話理解力
ポイント
- 4つの力を5段階評価で自己採点し、苦手なものから集中的に改善
- 多くの場合は「リスニング力」が苦手となることが多い
- リスニング力の最初の壁は「音声認識」次に「意味理解」
英語が苦手な人に何より必要なのは、
「自分にも英語が聞き取れた」という成功体験
自分の英会話レベルを把握し、どこが弱点か分かることで改善するべき場所に集中することができます。
毎回、弱点を改善するという目的を持って英語を話すと上達しやすくなります。
英会話の勉強法は、別の記事で次の3ステップを解説しています。
- Step① : 本当に必要な最低限の英文法と英単語を覚える
- Step② : 英語を話す環境を作る
- Step③ : 実際に英語を話して自分の英会話力レベルを知る
3つのステップの概要は次の記事で解説していますので、最初から読みたい方はこちらもチェックしてください。
こんな感じで、当サイトでは英語が苦手でも海外に挑戦したい人を応援しています!
先の保証がない、見えない恐怖の中、一歩踏み出すのは本当に勇気がいりますが、どんな形であれ一歩踏み出すことができてさえしまえば、あとは自分を信じて進むのみ。
今、動き出しましょう!
自分を変えることができるのは不確実な未来に向けて努力ができる人だけです。
みなさんの役に立てる記事を心がけていますので、もし良ければ他の記事もチェックしてみてください。

