最低限の文法と単語のみで問題ない【英会話勉強法|英語が苦手な理系向け】
最低限の文法と単語のみ覚えれば問題ない

英会話の勉強を始めようと思った時、「まずは机に向かい中学高校の総復習だ!」と考える人は多いかもしれません。
でも、英会話の勉強を始めるにあたって、「総復習」は必要ありません。
最低限の英文法と英単語だけ復習できていれば英会話の勉強を始めて問題ありません。
【英文法】
- 中学1年生レベルで、まずはOK
- 具体例:「5〜6語くらいの短く簡単な肯定文、否定文、疑問文が作れる」レベル
【英単語】
- 自分が普段よく使う日本語を英語で覚えておく
重要な理由 : 相手も自分も理解しやすい
簡単な英文法を使いこなすためにやること:
- 長文をやめる
- 得意なフレーズを増やす
- 反復練習
その他にやった方が良いこと:
- 想定問答の会話シミュレーション
- リアクションは大きめに取る
理系大学生時代に英語力ゼロで6ヶ月間の語学留学に挑戦し、その後、夢だった航空機のエンジニアとしてアメリカに3年間の海外駐在をした私が実体験を基に解説します。
今から英会話の学習を始めようと思っている人の勉強方法として参考になれば嬉しいです。
最低限の英文法と英単語とは?
まずは、英会話の勉強を始めるために本当に必要な最低限の英文法と英単語を覚えましょう。
最低限の英文法と英単語 = 日常会話で頻繁に使うもの
「とりあえず、話してみましょう」と言いたいところですが、本当に知識ゼロだと話そうにも話せないです。英会話の勉強を始める前にここは抑えておきましょう。
【英文法】
中学1年生レベルの英文法だけでまずはOK。
具体的には、「5〜6語くらいの短く簡単な肯定文、否定文、疑問文が作れる」レベルで問題ないです。
ポイント : 高度な文法を勉強するより、簡単な英文法を自由に使いこなせる方が100倍重要
【英単語】
自分が普段よく使っている日本語の単語を英語でいつでも思い出せるレベルに覚えておきましょう。
とはいえ、英語が苦手な人でも、最低限の英文法と英単語は学習済みの人が多いかもしれません。その場合は、「実践では簡単な最低限の文法を使いこなせることが大事」の章までスキップして大丈夫です。
中学〜高校で習う英文法
参考に中学、高校で習う英文法をリストアップしてみました。こうして見ると、中学3年レベルまでは使うこともありますが、高校レベルはほとんど使わなくても海外生活に支障はないです。
中学1年生 (英会話を始める前に抑える)
- be動詞、一般動詞、名詞、形容詞、副詞、疑問詞、現在進行形、助動詞(一部)
- これらを使った肯定文、否定文、疑問文の作り方
中学2年生
- 助動詞、不定詞、動名詞、比較、接続詞
中学3年生
- 現在完了形、受動態、関係代名詞
高校1年生
- 時制の応用、助動詞の応用、準動詞、関係詞、接続詞の応用
高校2年生
- 仮定法、関係詞の応用、分詞構文、特殊構文、比較の応用
高校3年生
- 高校1〜2年の復習
日常会話で使う最低限の英単語
教科書や市販の単語帳で出てくる英単語を片っ端から覚えるより、普段自分がよく使う日本語を英語にして、それらをリストアップし、あなただけの日常会話に特化した単語帳を作ることをおすすめします。
英語が苦手な人でも知っているような簡単な英単語でOKです。どれくらい簡単かというとこんな感じです。
■ 自己紹介
- live(住む)
- from(出身)
- work(働く)
- like(好き)
- learn(学ぶ)
- hometown(地元)
- experience(経験)
■ 休日の過ごし方
- weekend(週末)
- relax(リラックスする)
- go(行く)
- movie(映画)
- sleep(寝る)
- hobby(趣味)
- cook(料理する)
■ 週末の予定
- plan(予定)
- meet(会う)
- eat(食べる)
- free(空いている)
- busy(忙しい)
- appointment(約束)
■ リアクション系
- That’s nice! (いいね!)
- Sounds good! (良さそう!)
- Really? (本当に?)
- Yes, I agree. (賛成。)
- I see. (なるほど。)
- That’s interesting. (興味深いね。)
■ 聞き返す時
- I didn’t understand, sorry. (ごめん、理解できなかった)
- Can you repeat that? (もう一回言ってもらってもいい?)
- One more time, please. (もう一回言ってください)
■ フレーズ
- Nice to meet you. (はじめまして)
- This is my first time here. (ここに来るのは初めてだよ)
- How about you? (あなたはどう?)
- Not yet. (まだやってないよ)
- Let me confirm my schedule. (スケジュールを確認させて)
- I’m free on Sunday. (日曜は空いてるよ)
実践では簡単な最低限の文法を使いこなせることが大事

「本当にこのレベルで話せるの?」
と思う人も多いかもしれません。
このレベルで話せるようになります。3年間海外で英語を使って働いていますが、wa私の体感では日々の英会話のほとんどが中学1〜2年生レベルで伝えられます。
- 中学1年生レベル英文法 : 6割程度
- 中学2年レベル英文法 : 3割程度
- 中学3年レベル以上の英文法 : 1割程度
様々な英文法を駆使した方が表現の幅が増え、コミュニケーションも円滑になるのは確かですが、必須ではありません。中学1年生レベルが使いこなせれば英会話を始めるには十分です。

理系のような英語が苦手な人は、英会話のためにいきなり高度な英文法は勉強するべきではないです。
「最低限の英文法を実践で使いこなす」 > 「高度な英文法の勉強」
変に難しいことに挑戦すると、重要ではないにもかかわらず、英会話を始める前に挫折するリスクも上がります。
英語が苦手な人が初めにやるべき勉強法は、
英会話学習を始める前に本当に必要な最低限の英文法と英単語を覚えることです。
なぜ簡単な最低限の英文法を使いこなせることが大事?
- 自分が、話す文を組み立てるのが簡単
- 相手が、簡単な文の方が聞き取りやすい
自分が、話す文を組み立てるのが簡単
英会話初心者は頭の中で英文を組み立てるのに時間がかかります。
しかし、会話は待ってくれません。
英会話に限らず会話はテンポも大事なので、なるべく簡単な文で組み立てられた方が負担が少ないため、テンポよく会話を続けられます。
相手が、簡単な文の方が聞き取りやすい
会話相手に自分の英語を理解してもらうことも大事です。
ただでさえ英会話初心者で下手な英語なのに、高度な英文法を使ったら余計に会話相手は理解しづらくなります。
たとえば、日本語でも友達との会話なら簡単に理解できるけど、六法全書に書いてあるような堅い文はたとえ日本語であっても理解が難しかったりします。それと同じようなことです。

英会話初心者は自分のことで精一杯になりがちですが、「会話は相手がいて成り立つこと」ということを忘れずに英会話できると英会話力が伸びやすいです。
簡単な文ばかりで少し幼稚な感じがして、かっこよくないかもしれませんが、意思疎通できることの方が重要です。
実践で簡単な最低限の英文法を使いこなすためにやること
実践で最低限の英文法を使いこなすには、練習が必要です。
私の体験からやった方が良いことは3つあります。
- 長文をやめる
- 得意なフレーズを探す&覚える
- 反復練習
やること① 長文をやめる
簡単な文で伝えられるようになるには、自分の伝えたいことを、なるべく短い文で表現するのがおすすめです。
I’m an engineer.
I’m working to design and analysis for the product of my company.
日本語でもついつい長い文を話してしまう人は、短い文に分解してみたり、簡単な表現に言い換えたりすると良いと思います。
やること② 得意なフレーズを探す&覚える
次に得意なフレーズや言い回しを探します。短い分で話せるようになると、自ずと「あれ、このフレーズよく使ってるな」というのが出てきます。
- It seems like… (それは…みたいだね)
- It 〇〇 for me to ××. (私にとって××するのは〇〇だ)
- Let me know. (私に知らせて)
- In my understand, … (私の理解では…)
- Please correct me if my understanding is wrong. (もし私の理解が間違ってたら正してください)
自分がよく使うフレーズや言い回しをたくさん持てるようになりましょう。
やること③ 反復練習
得意なフレーズや言い回しを会話の中でスムーズに引き出せるようにするには、反復練習しかありません。
英会話になると頭が真っ白になってしまう人は、初めは意識して「今日はこのフレーズを使おう」というように、1つずつ使えるフレーズを増やしましょう。

地道ですが何回も英語を話せば、確実に得意なフレーズや言い回しが増えます。
ある程度増えたら、次は接続詞を使いこなせると、もう少し長く話せるようになると思います。
その他にやっておくと良いこと

- 想定問答の英会話シミュレーション
- リアクションは大きめにする
やっておくと良いこと① 想定問答の英会話シミュレーション
英会話に限らず、学校での発表や面接、会議など、事前にイメトレして頭の中でシミュレーションすることでパフォーマンスが一気に上がります。
英会話にも同じことが言えて、事前に頭の中でシミュレーションしておくとスムーズに英語が話せることがあります。
たとえば、英会話教室でも語学留学でもよくある話題は、
「How was your weekend?」です。
私は、語学留学先の友達にも、英会話教室の先生にも、海外勤務の同僚にも、いつも聞かれました。
相手 :「How was your weekend?」
あなた :「It was great! I was relaxing at home. And I enjoyed reading Manga.」
相手:「Which Manga did you read? 」
あなた :「One piace!」
相手:「Oh! I like it too!」
あなた :「Oh nice! Which character do you like?」
・・・
「こう答えたら絶対こうやって聞いてくるな」、というよくある会話があると思います。
シミュレーションといってもこのレベルでいいんじゃないかなと私は思いますし、これくらいだと楽しみながらシミュレーションできますよね。

話題を自分が好きなものに持ち込めると英語もなぜかスムーズに出てきやすいです。
私は漫画のOne pieceが好きですが、漫画やアニメは外国人にもファンが多いので、盛り上がりやすいので話題におすすめです。
やっておくと良いこと② リアクションは大きめにする
- リアクション大きい → 会話が弾みやすい → 会話のテンポ良 → 英語が出てきやすい
- 自分自身の表情が緩み、緊張が無くなる
日本人は表情が固めの人が多いです。なぜかというと、英語に一生懸命になってしまうからだと思います。
しかし、リアクションを大きめに取ることで表情がやわらぎます。
「リアクションなんて初心者でそんな余裕ないよ。」と思うかもしれませんが、これ意外と大事です。私が初心者のときも多少無理してでもリアクションは大きめにしていました。
相手が楽しい気持ちで話す → 自分も楽しくなる → 良い話題も浮かぶ → 会話が次々に転がる
この良いサイクルを回すきっかけとなるのが、良いリアクションだと私は思っています。
相手が良いリアクションを取ってくれると嬉しくてもっと話したくなりますよね。これはどんな言語でも同じです。
会話がスムーズに展開できると英語もスムーズに出てきやすいです。
初心者で余裕がないけど、多少無理してでもリアクションは大きめに取りましょう。
まとめ
英会話の勉強で覚えるべき最低限の文法と単語について解説しました。
【英文法】
- 中学1年生レベルで、まずはOK
- 具体例:「5〜6語くらいの短く簡単な肯定文、否定文、疑問文が作れる」レベル
【英単語】
- 自分が普段よく使う日本語を英語で覚えておく
重要な理由 : 相手も自分も理解しやすい
簡単な英文法を使いこなすためにやること:
- 長文をやめる
- 得意なフレーズを増やす
- 反復練習
その他にやった方が良いこと:
- 想定問答の会話シミュレーション
- リアクションは大きめに取る
文法も単語も、よく使うものは日本語と同じように個人差がありますので、「自分がよく使う」文法や単語を探して、それらを覚えたり使いこなすことにフォーカスすると良いと思います。
最低限の文法と単語がわかったら、次は実際に英語を話す環境作りをしていきましょう。
【英会話の勉強法】英語を話す環境作りが始めの一歩【理系向け】
英会話の勉強法は、別の記事で次の3ステップを解説しています。
- Step① : 本当に必要な最低限の英文法と英単語を覚える
- Step② : 英語を話す環境を作る
- Step③ : 実際に英語を話して自分の英会話力レベルを知る
3つのステップの概要は次の記事で解説していますので、最初から読みたい方はこちらもチェックしてください。
理系のための英会話勉法【始め方】【英語が苦手でも簡単】【現役航空機エンジニアが解説】
こんな感じで、当サイトでは英語が苦手でも海外に挑戦したい人を応援しています!
先の保証がない、見えない恐怖の中、一歩踏み出すのは本当に勇気がいりますが、どんな形であれ一歩踏み出すことができてさえしまえば、あとは自分を信じて進むのみ。
今、動き出しましょう!
自分を変えることができるのは不確実な未来に向けて努力ができる人だけです。
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